投資信託はコツコツお金を生む投資方法


投資信託はファンドとも言い、投資の取引の手段のひとつです。
簡単に説明すると、自分で銘柄を選び株の取引をするのではなく、投資信託、ファンドにお金を預け、投資信託側がそのお金で株の取引を行い、そこで得たお金を報酬金みたいな形で戻ってくるシステムです。

投資信託は現在でも数千を超える数があり、それぞれ取引する株式の銘柄が異なっているので自分の稼ぎ方に合わせて選ぶ必要があります。


投資信託と変額保険の違い、どちらを選ぶ?!


投資信託の話をすると変額保険と同じですね!と言われる事があります。確かに投資信託も変額保険も資金を株式等で運用するという点では同じです。

違いとしては変額保険の場合は、保険という名前からも分かるとおり、死亡保険等がセットになっています。
変額保険にしても投資信託にしてもリスクは同じようにあります。
純粋に資産を増やしたいなら投資信託、資産運用だけでなく保険も欲しいと言う方は変額保険を選ぶと良いと思います。ただし、変額保険の方が保険がある分だけ運用コストが高くなりがちなので注意して下さい。

投資信託はコツコツお金を生む魔法のシステム


投資信託で借金地獄になる事はまずありません。FXのように資金以上のマイナスがでることはなく、保有した投資資金の金額が増加するか減少するかなので、金融機関にお金を借りてそのお金で取引しない限りは借金地獄にはなりません。

私が考える投資信託は、コツコツお金を生む魔法のシステムだと思います。
投資信託は1度お金を預けてしまえば、後は投資信託側が株式の取引をするので出資側は何もすることがありません。見守ることしか出来ないので必然的に中長期に保有して、毎月の分配金という報酬や年1回の決算で利益を得ていくのが投資信託の基本スタイルとなります。

コツコツお金を生む魔法のシステムにするには、どの投資信託を選ぶかがとても重要です。
ハイリスクハイリターンの株式ばかり狙う投資信託ではコツコツには程遠い状況になるので、安定した投資先を取り扱う投資信託を選び、中長期的に保有し分配金で稼ぐことが大事になってきます。


特定の株式、カテゴリーに集中する投資信託はコツコツに向いていません


投資信託の種類としてテーマ型ファンドというものがあります。少し前に流行った「IT」、「新興国」等、対象とする株式の種類をテーマで固定する投資信託は、自分がどんな株式から取引をしているか分かりやすい反面、いろんなカテゴリー、テーマの株式に分散投資して投資のリスクを低くするという本来の投資信託からかけ離れていて、コツコツ稼ぐ観点からもかけ離れているのであまりお勧めは出来ません。
特に初心者がテーマ別ファンドを選ぶのは、いちかばちかの博打と同じようなもので投資とは言えません。


信託報酬はいつ払うの?


投資信託を利用していると信託報酬という費用が手数料以外にもかかります。信託報酬は基本的には投資信託を保有している間は毎日払い続ける費用です。

投資信託の純資産 × 信託報酬の% = 毎日払い続ける信託報酬

毎日払い続けるのが信託報酬ですが、実際には投資信託の純資産から差し引きされるので別途、お金を払い続けるわけではありません。投資信託に預けてある資産から差し引きされる形になります。投資信託の運用がうまくいっていれば信託報酬以上の儲けがあるので、結果的に資産は増加していくといくことになります。


初心者が迷う投資信託選びの答え、世界経済インデックスファンドです!


三井住友系列が運用するバランス型の投資ファンドが世界経済インデックスファンドです。SBI証券でも取り扱っているファンドで、設立は2009年ですがファンドの純資産は順調に増え続けており、運用する株式も国内外幅広いため大きくぶれる事がない為、投資信託初心者は世界経済インデックスファンドから投資信託を初めて下さい。


投資信託をする目的であるコツコツは安定したファンドでなければ実現出来ません。世界経済インデックスファンドで少額からでも構わないのでコツコツ稼ぐシステムを完成させましょう。後から金額は積立も可能なので、外食を1回控えたりタバコやお酒、趣味に使うお金を少しずつ投資にまわしていけば、コツコツ貯まっていきますよ。


世界経済インデックスファンドのデータあれこれ


世界経済インデックスファンドにおける決算は年1回で、無分配型/再投資型のどちらかが選べます。一般的には毎月分配金が支払われる毎月分配型が人気ですが、世界経済インデックスファンドには毎月分配型はありません。

毎月お金が手に入らないなら駄目だ、と思ってもちょっと待って下さい。投資信託はコツコツ貯めることが目的なので、毎月分配金を出されると元本は100万円なら100万円のまま全く変動がないので、せっかく付く利息も元本に対してしか付きません。

無分配型や再投資型なら、分配金は出金されずに元本に上乗せされていくので、利息と合わせて、どんどんお金が貯まります。
利息以外にも、投資信託で儲けたお金にも税金が20%かかるので、毎月分配型の場合、分配金から毎回税金分が引かれます。

無分配型や再投資型なら、ずっと投資信託に預けたままの形になるため最終的に引き出さない限りは税金を無駄に払う必要はありません。

買い付け手数料は無料(ノーロード)で買い付けは1万円から可能、積立金は500円〜出来ます。ちょこちょこ積立ればその分、利息も増えていきます。

信託報酬は0.5%台と低く設定されています。信託報酬とは儲けたお金から投資信託側が報酬金として受け取る金額の事です。%の数字が低ければ低い程、リーズナブルと言えます。信託報酬1%台の投資信託もあるので、世界経済インデックスファンドはリーズナブルな信託報酬と言えます。


世界経済インデックスファンドでいくら稼げる?


投資信託で稼いだお金は利回りと言います。基本的に出資金の何%が手に入るかという形です。出資金が100万円で利回り2%なら2万円を稼いだ事になります。
年利回りが17%くらいもあれば、マイナスの年もあります。平均すると3%くらいの利回りがあればベストでしょうか。

世界経済インデックスファンドを選んだ自点で、中長期的に資産運用をすることが目的になるので、あまり利回りを意識せず放置しておく感じの方が精神的にも安心です。
利回りに一喜一憂したいなら、投資信託でなく株式にチャレンジした方がいいと思います。


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